こんにちは、働く女性向けにハンドメイドアクセサリーを作っているママデザイナーです♪
突然ですが、minneなどに出品しても全然売れない…と相談を受けることがあるのですが、
あなたの商品写真は「明るくてクリックしたくなる画像」ですか?
先日、TBS系列の「がっちりマンデー」でハンドメイドの特集がありました。
その際にminneの担当さんが「まず明るくないとクリックしてもらえない」とおっしゃっていました。
そう、出品した商品が見向きをされないのはそもそも商品写真が暗いことに原因 があるのかもしれません。
さらに加工だけで明るくするのではなくレフ板などを使い撮影の段階で明るくしておくことで自然な画像になります。
そこで、この記事では100均で売っているもの使って商品写真を簡単に明るくする3つのポイントをお伝えしていきたいと思います。
まずは二人のやり取りをご覧ください♪
目次
商品写真撮影にはレフ板が必須
写真を簡単に明るくするためには「レフ板」というものが必須です。
よくモデルさんやテレビの撮影で、白くて丸い大きい板を持っている方を見かけませんか?
あれが「レフ板」 です。
レフ板の役割は、光を反射させて商品や人を明るく見せることです。
実際にハンドメイドやオークション出品などで自宅でもレフ板活用している方もいますが、
実はレフ板を買わなくても身近なものでも商品を明るくすることができるのです。
それが
100均にも売っている白いボードです。
スチレンボードPPボードなどの白いボードであれば
ガムテープなどを合わせても500円以内に収まり簡単に作ることができるのです。
実際にお店に行って見てきました。
せっかくですので、実際にボードを探しにお店に行って来ました!都内の3店舗のダイソーをめぐってみました。
ダイソー@大井町店
子供の用のスケッチブックを発見!こちらでも代用できます。
でも今回はボードで作りたいのでまた次回
(このスケッチブックも購入したので別記事にしますね。)
目的のボードがないので他のダイソーへ
ダイソー@渋谷店
全くありませんでした…近くのキャンドゥも見てみましたがこちらもなし。
ダイソーもキャンドゥも広めなのであるかと思ったのですが残念。
マルイにあるセリアはビルのリニューアルため閉店?していました。
ダイソー@大森店
3軒目にしてついに発見しました!!この棚に無造作に置かれています笑
そしてちょうど欲しかったボードをつなぎ合わせるテープも発見。
今回は養生テープ(貼ってもはがせる粘着力が弱めのテープ)ですが、
こちらで十分です。間違った際に貼り直しがきくので便利です。
レフ板を作るために用意するもの
- スチレンボードorPPボード
- 白いガムテープ
- アルミホイル(こちらはあればでOK)
この2点(+1点)で大丈夫です。ガムテープは白ではなくても大丈夫なので
ご自宅に既にあればボードさえあれば作ることが出来ますよ。
では、材料が揃ったら早速作ってみましょう。
100均の白いボードを使ってレフ板を作る方法
白いボード2枚とガムテープを用意します。(あればアルミホイルも)
1.2cm間隔をあけて並べた2枚のボードにガムテープを貼っていきます。
この時に注意したいのが、2枚のボードを畳めるようにガムテープを貼らないと失敗してしまいます。
※こちらは間違った例
山折りにしたいところですが、このようにぴったり合わせてしまうとうまくできません。
これくらいの幅をあければ大丈夫です。
こうして、ガムテープを貼り完成です。
びっくりするほどとても簡単ですね(笑)
裏側にアルミホイルを張ることでまた違った明るさも表現可能です。
こちらは補足なので、なくても大丈夫です。
このようにアルミホイルをボードの幅に合わせて切り
クシャっと丸めて優しく元に戻します。
そしてこのスチレンボードは裏面がテープになっているので
テープの紙を剥がしてそのままペタッと貼り付けます。
二枚のどちらにもこのようにして貼り終えたら
アルミホイルが剥がれないようにテープで周りを止めて完成です。
光の反射の仕方が変わるため、白いボードとまた少しだけ違った表現をすることができます。
ボードをどうやって使うの?
商品を起き、その横にボードを立てていきます。
この時光がどこから来ているかによって商品の影も入り具合が変わってくるので
商品にどのように光があたっているかを確認しながらボードを置いてみてください。
補足
この写真のような小さいアイテムの際(アクセサリー系など)は少しボードが大きすぎるので、2枚のボードをくっつけるのではなく1枚のボードを半分にしてくっつける方がいいかもしれません。それぞれの商品アイテムに合わせて製作してみてください。
ボードを使った時と使っていない時
自作のレフ板を使っていない時
画像の加工は一切していません。(撮影:iPhone6plus)
元々は中心が黄色、ベースは白の花ですが、この画像だけ見ると花弁の先が白なのかグレーなのかはたまた別の色なのかがわかりません。商品に影が入ってしまっている状態ですね。
自作のレフ板を使っている時
こちらも一切加工していません。(撮影:iPhone6plus)
先程と違い影がだいぶ和らいだ印象を受けます。ちょっと今回は光源の向きなどがいまいちで商品自体の影が目立ってしまっていますが、しっかりとライティングすることでこの影自体も殆ど目立たなくすることが可能です。
終わりに
レフ板を買ってまで撮らなくても…と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ですがどうしてもアプリやソフトなどで明るくするには限界があったり素材の質感が損なわれたりしてしまいます。
そこでなるべく撮る際の環境を整えることで
加工がわずかでとても明るく綺麗な商品画像を撮ることができるのです。
写真に関しては一発でいいものを撮ろうとせずに何枚も撮っていいと思うものを厳選して加工していきましょう。
枚数を撮ることでどんどん技術もあがってきますよ♪
この記事を書いた人
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売れる商品写真を撮影するプロとしてハンドメイド作家さんを支援しています。
主にハンドメイド作品をどのように撮影して編集加工すれば作品魅力が伝わる売れるのかをシンプル簡単にお伝えするのが得意です。
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