こんにちは、仕事では商品撮影、梱包や発送は1000回以上!様々な商品の撮影や梱包などを行っていて、ハンドメイド作家さん向けに写真のとり方などもお伝えしているものです。
今回は
「minneやCreema、BASEなどで商品が売れたけど梱包ってこれでいいのかな…」
「なんとなく100均の梱包材使っているけどいつも正解がわからない」
「これから販売していきたいけれど、梱包方法がわからなくて不安」
そんな方へ
なんとなくの梱包から脱出して、作品が壊れることがなく、届いたお客様が笑顔になるような梱包の3つ考え方をお伝えしていきます。
まずは、新米作家さんとプロ作家さんとのやりとりをどうぞ
目次
梱包はなんのためにするの?
梱包は商品、作品を破損せずお客様のもとへ届けるために絶対に必要な工程です。
以前、ツイッターでフリマアプリなどでマスキングテープで封筒をとめて送るのはやめてほしいというツイートが話題になっていましたね。
マスキングテープがなぜだめかというと、マスキングテープは元々仮止め用のテープなので粘着力が非常に弱く、万が一封が空いてしまうと、中身が飛び出してしまう可能性があります。
これはフリマアプリ等ではなくても、ハンドメイドでも同様です。
マスキングテープは可愛いもが多いので、使いたい場合はマスキングテープを貼った上で透明のビニールテープを貼ることで使うことができます。
もしくは最近は梱包用の強い粘着力があるマスキングテープも発売されているので、そちらを利用するのもありですね。
梱包の大前提は、商品や作品を買ってくださった方へきちんと壊れず届けることです。
梱包とラッピングの違い
これは色々な定義があると思いますが、
私個人の見解としては、
- 梱包=商品をきちんと守り相手に届けるもの
- ラッピング=商品や作品のイメージを守りながら、世界観を統一させる表現方法
と思っております。
なので、どちらがいいいうわけはなく、
梱包をした上で、商品との世界観を統一させるためにラッピング(リボンやシールお礼状など)をしていくというのがいい流れなのではないかと思っております。
この記事ではこういった装飾をしたらかわいい、お客様のウケがいいということをお伝えするのではなく、梱包する意味や、梱包する際に最初に考えることをお伝えしていっております。
何を使って梱包したらいいかわからない
梱包材種類が沢山あってとてもむずかしいですよね。
まよった場合まずはどの種類の梱包材を使うか?ではなく、
「何を梱包したいか?」から考えてみましょう
例に出して考えていきますね。
イヤリングを梱包していくとしましょう。イヤリングでも
- とても細かいビーズのもの
- モリーフが立体的で壊れやすいもの
- シンプルな作りのもの
など色々な形がありますね。
イヤリングに決まった梱包があるわけではなく、イヤリングの形やモチーフによって変えていきます。
それではまず難しそうなモチーフが立体的で壊れやすいものからやっていきます。
このモチーフは硬いものの透明なビニールにいれ、封筒に入れるだけだと
途中で潰れて破損してしまいます。
そこでモチーフを守るように梱包していきます。
とはいえ、いざ梱包しようとするとどのようなものを使って梱包したほうがいいかわからないという方が多いと思います。
ダイジェスト版 種類別おすすめの梱包
そこで種類別の梱包の流れと梱包材最王手のオンラインショップのシモジマさんで売っている梱包材を
- イヤリング・ピアス
- 陶器
- 雑貨
- 洋服
上記の種類別にダイジェストでご紹介していきます。
実際の梱包の様子などはそれぞれ詳しく各記事ごとに今後ご説明していきますのでもう少々お待ち下さい。
イヤリングに使いたい梱包材
イヤリングの梱包の流れ
シンプルなモチーフのイヤリング・ピアスでは、
- アクセサリー台紙に入れます
- アクセサリーと台紙をOPP袋と言われる透明なシートにいれます
- 最後にプチプチに包み完成です
おすすめの梱包材
アクセサリー台紙はこちら
ササガワ ピアス台紙 LL 19-2632 ホワイト 1冊(16枚入)
OPP袋はこちら
OPP袋 ピュアパック T6-10(A8用) テープ付き 100枚
プチプチはこちら
OPP袋とアクセサリー台紙がセットになったお試しセットはこちら
ササガワ アクセサリー包装資材お試しセット 19-8000 1セット(14種各1枚)
モチーフが大きく壊れやすい場合などは
- アクセサリー台紙入れます
- OPP袋ではなく、モチーフが壊れないようプチプチでモチーフを包みます
- アクセサリーボックスに入れて完成です
陶器など割れ物の作品に使いたい梱包材
割れ物の梱包の流れ
- 作品をプチプチ包みます
- 作品に近いサイズの箱を選びそこに入れます
- 余白に緩衝材を入れて動かないようにして完成です
おすすめの梱包材
プチプチはこちら
箱はこちら
HEIKO 箱 バラエティボックス 0-22-120 10枚
緩衝材はこちら
雑貨(スマホケース)に使いたい梱包材
今回は雑貨の中でも人気が高いスマホケースの梱包方法をお伝えします
雑貨(スマホケース)の梱包の流れ
- スマホケースをOPP袋に入れます
- 袋に入れたスマホケースをプチプチで包みます
- スマホケースとあった封筒やビニールに入れて完成です
おすすめの梱包材
OPP袋はこちら
HEIKO OPP袋 OPPクリスタルパック T10-21(テープ付き) 100枚
プチプチはこちら
袋はこちら
HEIKO 紙袋 柄小袋 ストレートタイプ B型 白無地 100枚
洋服に使いたい梱包材
洋服の梱包の流れ
- 洋服が入るサイズのOPP袋に入れる
- または薄くてふわふわした薄葉紙に包む
- ビニール袋もしくは洋服が入る厚みの紙袋にいれて完成です
おすすめの梱包材
OPP袋はこちら
HEIKO OPP袋 クリスタルパック G18-45+7 (ガゼットタイプ) 100枚
薄葉紙はこちら
袋はこちら
ワールドクラフト 玉紐ギフトバッグ W01-KTG-0008 M 2枚/袋(ご注文単位5袋)
100円ショップVS梱包の専門店
先程シモジマさんのショップをご紹介しましたが、同じようなものがもちろん100円ショップでも大丈夫です。
これは良し悪しがあるのですが、どれくらい商品や作品を梱包するか?によっていきます。
例えば、
イヤリングを2点発送したいという場合は、
購入する梱包材も
- プチプチ
- OPP袋(透明なビニール)
- 封筒等
などを2点分使うだけ購入するだけなので、数百円出して100均などで購入するのもありだと思います。
イヤリングを20点ほど一度に梱包したい
イベント前で一気に梱包や袋詰をしたい
という場合は、100円ショップですと逆に量が必要な場合は高くついてしまいます。
そこで
このようなオンラインの問屋さんのような梱包材、パッケージ専門店で一度に購入するのもおすすめです。
ただし、例えばアクセサリーを入れるようなOPP袋は種類が沢山あり
- 予めテープがついているもの
- サイズが縦長で余白があるもの
などかなり多岐にわたります。
オンラインで梱包材を購入するコツ
そこで、ご自身で何を梱包したいかを考えて、オンラインで購入する際は実際に商品をメジャーで図りどのサイズの袋やプチプチなどが必要かを明確してから購入するのをおすすめします。
実際の店舗の場合
全国にある有名なところで
など手芸屋文房具店などでも扱っています。
実際に店舗に行かれる際はぜひ梱包したい商品や作品を持ち込む、もしくは似たサイズの紙をなどを持って、お店の迷惑にならない範囲で試してみることをおすすめします。
個人的におすすめの店舗
都内ですと、先程お伝えした「シモジマ」さんの店舗が浅草場にあります。
ここにない梱包材はないでは?と思うほどの量があり、自分の目でサイズや質感、値段をその場で比較することができるためおすすめします。
梱包することで作品や商品を守りお客様へ届けよう
なんとなく梱包をするのではなく、入れてるものに応じて梱包材や梱包方法を変えることでトラブルを防ぐことはもちろんですが、お客様が受け取った際の満足度も違います。
過剰な梱包は邪魔になってしまいますが、作品や商品を丁寧に扱っているという姿勢は丁寧に梱包することで伝わります。
買ってくださったお客様へ作品だけでなく作家さんの姿勢が伝わるよう丁寧に梱包していきましょう。
今後、イヤリングやピアス、雑貨類などの梱包方法を個別記事でお伝えできればと思っておりますので、この梱包方法を教えてほしい!などありましたら、コメント欄やツイッターなどで教えて頂けますと助かります。
ここまで読んでくださりありがとうございました。これからも素敵な作家活動ができるようお祈りしております。
この記事を書いた人
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売れる商品写真を撮影するプロとしてハンドメイド作家さんを支援しています。
主にハンドメイド作品をどのように撮影して編集加工すれば作品魅力が伝わる売れるのかをシンプル簡単にお伝えするのが得意です。
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