こんにちは、私は仕事場でも使える、20~30代向けの大人かわいいアクセサリーをメインに制作している、ハンドメイドアクセサリー作家です。
私はふだんから気になっていることが一つあります…
それはとってもかわいいアクセサリーなのに売れないと悩むハンドメイド作家さんがあまりに多いことです。
実は彼女たちの作品には1つの共通点があります。
それは「ラッピングがイマイチ」なのです。
売れっ子作家さんの作品はアクセサリー本体だけじゃなくラッピングもかわいいから自然と人気が出てきます。
逆にラッピングがイマイチでかわいいだけのアクセサリーでは、なかなか売れることはありません。
では売れっ子作家さんのラッピングと、なかなか人気の出ない作家さんのラッピング、何が違うのでしょうか?
今まで私自身も多くの作品を売ってきて、またかわいいのに売れないアクセサリー作家さんの作品も多く見てきて、分かったこと。
それが「ラッピングに関する5つのポイント」です。
逆に言えばこの5つのポイントさえおさえておけば、初めてハンドメイドのアクセサリーを作る際でも売れっ子ハンドメイド作家さんと同じようなラッピングで売ることができるんです。
この記事では、売れっ子作家さんと同じような、かわいい売れるラッピングのやり方についてご紹介します。
新米作家マイさんとプロ作家さんのやりとりをご覧ください。
新米作家マイさん
プロ作家さん、見てくださいこのアクセサリー~!この間の初めてイベントに出たんです♪
プロ作家さん
あらかわいいですね!ところでつかぬことをお聞きしますが、このアクセサリー売れましたか?
新米作家マイさん
えっと…その…売れませんでした…。結構自信あったんですよ!かわいいと思うんだけどなぁ…
プロ作家さん
やっぱり…。アクセサリー自体はとてもかわいいし素敵ですよ!でも、これラッピングがイマイチですね。
新米作家マイさん
ラッピングですか!てっきり私はアクセサリー本体かと…。
プロ作家さん
マイさんはとっても勿体無いないことしていますよ。これさえおさえておけば大丈夫なラッピングに関する5つのポイントをお伝えしましょう!
あくまでも主役はアクセサリー
前提として、まずは主役はアクセサリーということは忘れないでください。
しかし、売れているアクセサリー作家さんの作品はラッピングなどの細部にいたる部分まで丁寧に仕上げられているのも事実。
ドキドキしながらラッピングをあけるのはハンドメイドの醍醐味でもありますよね。
アクセサリーとラッピングあわせて1つの作品として捉えるといいかと思います。
ブランドイメージと共通点をもたせよう
まず共通点といえば忘れてはいけないのが、ブランド名やロゴ。
入れる場所はそれぞれのアクセサリーの形状やサイズなどによりますが、バランスを考えて配置してみてください。
何個ものパッケージを同時に作る際は、ロゴの位置などを統一させてることで規則性が出て整って見えます。
またアクセサリーやブランド全体のイメージがスワロフスキーなどを使用したキラキラして可愛らしいものなのに、ラッピングしたパッケージがドクロだったりトゲトゲしい色遣いだとどうしてもチグハグになってしまいます。
デザインする際はブランドにあったモチーフや色遣いを使い共通点をもたせましょう。
台紙は紙ならなんでもいいわけではない
アクセサリーをとめる台紙の紙はどのようにして選んでいますか?
- 価格
- 厚み
- 肌触り
などそれぞれあるかと思います。
あまり極端にペラペラで薄い紙はなるべく避けたほうが賢明です。
安っぽく見えてしまうのと、アクセサリーをとめる台紙なのにあまりにペラペラだと不安定で穴を開けてもすぐにアクセサリーが外れてしまう可能性もあります。
店頭で売られているような厚紙ではなくても、なるべく厚めの用紙を選ぶようにするのをおすすめします。
見えないところにも気を抜かない
ハンドメイドよアクセサリーを購入した際は、台紙から外すときや袋から出す際にテープを外して使うと思いますが、その際にテープが曲がっていたり雑に貼られていたらどうでしょうか。
手作り感はあるかもしれませんが、やっぱりいい気持ちはしないですね。逆に細部まで綺麗に包装されているというのは作品全体のイメージが上がるものです。
百貨店などの包装はとてもピシッときまっていてテープなども歪みやズレなどがありません。広げるときも、包装が綺麗で外すのがもったいないと気持ちにさせてくれます。
アクセサリーに全力を尽くすのも大事ですが、ラッピングや台紙、テーピングにいたる細かい部分にまで気を配ることでアクセサリーの格が上がりますよ。
手に取る瞬間のときめきを忘れずに
手にとって購入して頂いたあとも、またこのブランドから買ってみたいと思わせる一つの手段としてラッピングもとても重要なのです。
基本的に裸の状態ではなく、ラッピングの状態でお客様にお渡しすると思います。
悩んだときはまずは自分が手にとってときめく状態を描きつつ、今回お伝えしたことをふまえてラッピングしてみてくださいね♪
それでは今回はここまで!
【プロ作家さんの独り言】
プロ作家さん
これで少しはマイさんのクオリティが上がるといいな…正直あれはひどかった…(笑)
この記事を書いた人
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現役のハンドメイド作家としてハンドメイド作家さんを支援しています。
多くのファンを抱える様々なジャンルの売れっ子ハンドメイド作家さんたちのチームです。
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