こんにちは。デザインフェスタもうすぐですね!
初めての出展者の方、準備は進んでいますか?寝れていますか?そして・・・
「名刺」は準備していますか!?
初めて参加される方は、作品作りがギリギリでそれどころでもない!という方もいるかとは思いますが、
名刺は非常に大切です。
出展されるということは、一度はデザインフェスタにお客さんとしても参加されて一枚でも気になるブースの名刺やリーフレットをもらって帰ったことがあるのではないでしょうか?
デザインフェスタ以外でもお客さんが広がり、次につながるためにも作っておいて損はない名刺。
作る時間や余裕はギリギリかもしれませんが、作っておいてよかったと思って頂ける様、ここだけはおさえておいて欲しい思う、名刺作りで必要な6つのポイントを載せていきたいと思います。
目次
名刺は情報を載せる紙ではない
名刺というとどうしても、
この画像のようなイメージがある方も多いと思いますが、
デザインフェスタでの名刺の役割は看板です。
名刺をもらって帰ったお客さんのその後のことを考えてみましょう。
- 大事に名刺をとっておく人 名刺を手に取り、興味も持ち検索する人
- そのままゴミ箱に入れる人
「名刺を手に取り、興味も持ち検索する人」です。
デザインフェスタで作品を買ってもらえなくても、自宅で作品や作家のことを思い出し 購買につながるケースが多々あります。
名刺には、URLとロゴだけ載せておけばいいや、という方は 非常に勿体無いことをしているのです。
持ち帰って検索される名刺の3つの共通点
では、持って帰ってもらい検索される名刺とはどのようなものでしょうか。
色々な作家さんの名刺を見ていると共通点が3つほどありました。
- デザインフェスタで見かけた作品の写真が載っている
- twitterやインスタグラムのIDが載っている
- 捨てるのに一瞬躊躇する紙質や素材
です。順を追って説明していきます。
デザインフェスタに出した作品の写真が載っている
デザインフェスタで名刺を取っていっても、これどのブースのだっけ?ということはよくあります。
そこで、ひと目で思い出してもらうにはやはり、写真
では右の写真と左の写真、どちらがいいでしょうか。
断然右の写真かと思います。
さらに言えば、商品そのままの写真もいいですが あのブースのものか、と思い出してもらうにはアクセサリーなど商品が見えるようにラッピングされている場合は、実際に手に取る際の形状の写真(ラッピングされているものなど)が載っていると更にGOODです。
twitterやインスタグラムのIDが載っている
デザインフェスタの帰り際、電車の中で時間があるときに 名刺を見返す方もいらっしゃると思います。
その際にtwitterやインスタグラムのIDがあれば
- 今日は買わなかったけど、他のイベントには出るのかな?
- 他にはどう言った作品を作っているんだろう?
といった疑問を拾うことができます。
その際にフォローしてもらえれば、広告などを出さなくても商品を紹介したりすることができるのです。
捨てるのに一瞬躊躇する紙質や素材
- 皮
- プラスチックやプラパン(薄いプラスチックでオーブンなどで焼くと小さく固く縮むもの)
- 分厚い紙質
など一瞬躊躇するほどのインパクトがある名刺はとても目立つ上にもったいないということで捨てる前に内容をしっかり見てもらえたり、検索される可能性も上がってきます。
絶対に載せて!◯◯と☆☆とは
極端な例ではありますが、サンプルの名刺を作ってみました。(ロゴやURLはこのサイトのものを使っています。)
どうでしょう?
ロゴやURLだけでこれがなんの商品のなのかわかりますか?
一見おしゃれな木のシルエットですが、木のシルエットあったからといって何かが分かるわけではないですよね。背景が寂しいから置いた。そんな感じが伝わっていきます。
では、
こちらはどうでしょうか?
- SNSID(twitterやインスタグラム)
- 商品写真
この2つ以外は載せていない名刺です。この2つは上記にも同じことができているので重複するように思いますが、 何度だってお伝えしますよ。いかがでしょうか、決して分かりにくい名刺ではないかと思います。
意外とこのような形式だけの名刺は少なく、上記のロゴとURLだけのものが非常に多いです。 ロゴとURLだけでは一体なんの作品だったのかさっぱり思い出せません。このサンプルは極端な例ですが、このように写真とIDだけでも ロゴとURLだけより確実にメッセージ性があります。
一目で思い出す商品選びのコツ
上記でもお話した、写真選びのコツをより具体的にお話します。 わかりやすくチェックポイントとして並べてみましょう。
- 写真が明るい
- 画像がくっきりと鮮明に写っている
- 商品の全体像がわかる
- ラッピングされた写真があるとなおよし
です。 当たり前のように感じるかもしれませんが、名刺を見る頃には作品を見た時の感動はだいぶ薄れています。 写真で見て、あの時の!と思い出してもらえるように真剣に写真選びや加工を行いましょう。
後悔しないために!スペルミスの対処法
URLやIDのスペルミスは致命傷です。名刺の意味がなくなってしまいます。 自分は大丈夫と思っていてもどうしても名刺は後回しにしがち。気づけばデザイフェスタ前日、急いで名刺を印刷しなきゃ!と焦り、当日会場でミスに気付いたらもうそれはアウトです。
そこで、スペルミスに陥らないようにするためには
- 画面上で確認
- 印刷して確認
- 入力して確認
3Kです。 画面上はやっていても、意外と印刷して確認、入力して確認は少ないかと思います。 印刷して確認は、次で詳しくご説明します。 入力して確認は、文字通り名刺に書いてあるIDやURLを自分で検索してみることです。
なにもここまでしなくては、、と思う方も多いと思いますが、逆に言うとここまでやればミスは殆ど事前に気づけるということです。
必ず印刷!手にとって確認せよ
名刺のデータが出来上がり自宅で印刷する場合はまずは一部。 名刺を印刷会社に依頼し入稿する際は必ず一部。手元で印刷しましょう。
画面上では大丈夫と思っていても入力ミスだけでなく、QRコードの不備など印刷してみて初めて気づくことも多々あります。
必ず印刷し、手元で確認することがミスもなくお客さんに手にとってもらえる名刺への近道となるでしょう。
初めての出展で戸惑うことも多いけれど、全力を尽くしましょう!
いかがでしたか?以上が初めてデザイフェスタに出展者される方向け名刺作りで絶対必要な6つのポイントでした。 以前私もデザイフェスタに出ての反省点を踏まえての記事でもあります。
もう一度出たいなぁ。お客さんとして行くたびに自分が出るならこうしようというひらめきやときめきが交錯しています(笑)
それでは、本番まであと少し大変かと思いますが、がんばってくださいね!
この記事がデザイフェスタに出られる作家さんへ少しでもお役立ち頂ければ幸いです♪
この記事を書いた人
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ペーパーアイテムデザインのプロとしてハンドメイド作家さんを支援しています。
主にハンドメイドイベントに必要な名刺やチラシ、リーフレットなどのオリジナルペーパーアイテムを簡単に作る方法をお伝えするのが得意です。
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