こんにちは、仕事では商品撮影、梱包や発送は1000回以上!様々な商品の撮影や梱包などを行っていて、ハンドメイド作家さん向けに写真のとり方、梱包方法などもお伝えしているものです。
今回は
「アクセサリー売れたけど梱包ってどうやっておくればいいの?」
「商品を袋に入れるだけでいいの?」
「とりあえず送ってみてるけど正解がわからない…」
販売し始めたけどイヤリングの発送が不安な人へそんな作家さんへ、実際に売られている梱包材を使いイヤリングを梱包していく様子を写真付きで解説していきます。
まずは、新米作家さんとプロ作家さんとのやりとりをどうぞ
梱包するグッズや梱包の基本を知りたい方はまずこちらをご覧ください。
今回イヤリングを梱包する際に シモジマオンラインという梱包材の専門店の OPP袋(透明でテープがついた袋) アクセサリー台紙 を使っていきます。
目次
アクセサリーを梱包するのに必要な道具は?
- OPP袋
- アクセサリー
- プチプチ
- ハサミ
- テープ
- 封筒
こちらで梱包していきます。
まずはアクセサリーのサイズを把握する
なぜ行うかというと、アクセサリーによってもパーツによりサイズ感が大きく異なるからです。
- 紫陽花などの花を加工した壊れやすい天然素材のものなのか
- 小さいパーツのみのシンプルなものなのか
- ボリュームがあり小さい袋には入らないものなのか?
によって、梱包する際の袋も変わってきます。
壊れやすい天然素材の場合
割れてしまいやすい加工した天然素材の場合はとくに梱包の際には注意が必要です。
今回は大きめのプラスチックパーツのイヤリングを使用していきます。 (※既存品です)
今回使用したOPP袋(透明の袋)
使用した左の「OPP袋はT7-10ピュアパック」
梱包材専門店のシモジマオンラインで購入した T7-10ピュアパック を使用していきます。
こちらはダイソーなど100円均一にあるB7サイズの透明な袋よりも更に小さく縦に長いため アクセサリーの台紙が輸送中に動くことがなく安心できます。
どんなサイズのOPP袋を選んだらいいの?
シモジマオンラインでは隣にあるA8サイズの「T6-10 ピュアパック」など似たサイズのものが多くあります。
沢山あるOPP袋を購入するときのコツ
アクセサリー台紙のサイズを把握し、台紙サイズ以上の袋を購入しましょう。
OPP袋よりアクセサリー台紙の方が大きいと台紙が入りません。
そこで、アクセサリー台紙のサイズを測り、数値を知った上でOPP袋のサイズを確認します。
今回の例でいうと アクセサリー台紙をシモジマオンラインの ササガワ ピアス台紙 LL 19-2632 ホワイト 1冊(16枚入) を使用しています。
実施に台紙と袋のサイズを確認してみる
アクセサリーの台紙サイズは、
縦90mm×横55mmですのでそれ以上の袋を探してみます。
袋10mmの差でも梱包の際は重要です
A8サイズとB8サイズを比べてみました!
OPP袋 ピュアパック T7-10(B8用) テープ付き 100枚 厚0.03×幅70×高100+テープ部分30mm
OPP袋 ピュアパック T6-10(A8用) テープ付き 100枚が 厚0.03×幅60×高100+テープ部分30mm
2つのサイズの違いは、幅の10mmの差です。
小さい方(A8サイズ)で実際に入れてみたら
袋によれが出てしまっていてきつい状態です。ただ今回のイヤリングは比較的大きなパーツのため、小さくコンパクトなイヤリングなどはA8サイズでも大丈夫そうです。逆にパーツによってはダメージになる場合もあるので、もう一つ大きなサイズB8サイズも比較します。
大きいサイズ(B8サイズ)で入れてみると
こちらは幅が70mmですので先程より少し余裕がありますね。今回のようなパーツが大きめだったり長さがあるアクセサリーの場合は、こちらのB8サイズがおすすめです。
アクセサリー台紙にアクセサリーをつける
入れるOPP袋が決まったところで、今度はアクセサリー台紙にアクセサリーをつけていきます。
今回のアクセサリー台紙は、
ササガワ ピアス台紙 LL 19-2632 ホワイト 1冊(16枚入) を使用しています。
こちらのアクセサリー台紙はピアス用も兼ねているので、ピアス穴がありますが今回はイヤリングなので、ツマミ部分を少し持ち上げてイヤリングを通していきます。
このように穴に挟んでいくように入れていきます。
片方入ったら
もう片方もこれでイヤリングを入れ終わりました!
袋を止めるときは、テープつきOPP袋だと梱包が楽
今回のOPP袋は、テープつきかつ、アクセサリー台紙のサイズに近いものなのでテープを剥がしてすぐ止められます。
数点の場合は、セロテープなど透明なテープも止めるのもありですが数が多くなってくるといかに手間を減らすか?
は梱包の大事な点ですので、ぜひOPP袋を選ぶ際はテープつきをおすすめします。
これで袋は止まりました。
イヤリングも必ずプチプチで包む
たまにOPP袋に包んだあと、封筒に入れて包まずに送る場合も見受けられますがぜひどんな形状のイヤリングであってもプチプチに包んでください。
なぜプチプチで包むの?
プチプチで包むことで厚みや重さはましますので、郵便の場合は送料も増えますね。
ですが、万が一OPP袋のみですと袋に入れている以外は作品が守られていないため、破損などのトラブルがある可能性もあります。
過剰に梱包すると受け取る側の負担になりますが、適度な梱包はイヤリングを守りトラブルを防いでくれるためぜひプチプチで包んでください。
イヤリングをプチプチで包む方法
プチプチで包む方法
- OPP袋に包んだ作品をプチプチを上に乗せます。
- OPP袋よりも少し大きめにプチプチをカットしてプチプチをOPP袋に一周させます。
- プチプチで包んだらテープで止めて完成です。
順番としては上記のような形で止めていきます。
1.OPP袋に包んだ作品をプチプチを上に乗せます。
OPP袋のだいたいのサイズを載せて把握します。
2.OPP袋よりも少し大きめにプチプチをカットしてプチプチをOPP袋に一周させます。
くるっとプチプチで包んでいきます。
3.プチプチで包んだらテープで止めて完成です。
包んだ状態でテープを止めて完成です。
今回はマスキングテープで止めていますが、少し厚みがあってプチプチが外れそうな場合はマスキングテープよりもしっかりと止まるセロテープや透明なガムテープを使用してください。
プチプチで包んだらあともう少しです。
封筒にいれて完成です
プチプチで包んだら、あとは封筒に入れて完成です。
ぜひ作品だけではなく、サンクスカードやメッセージカードなども入れてみてくださいね。
イヤリングを梱包してみて
画像つきで封筒に入れるところまでお伝えしていきました。
イヤリングの小さいものならプチプチはいらないのでは?と思う方といますが、配達中につぶれてしまうこともありますので、ぜひプチプチは忘れずに包んでください。
気持ちよく作品を届けるために、作品だけではなく梱包までが作品と思ってぜひ丁寧に大切に梱包してみてくださいね。なにか質問がありましたら、いつでもお聞かせください。皆さんの活動が今よりもっと楽しく充実したものになりますように♪
この記事を書いた人
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売れる商品写真を撮影するプロとしてハンドメイド作家さんを支援しています。
主にハンドメイド作品をどのように撮影して編集加工すれば作品魅力が伝わる売れるのかをシンプル簡単にお伝えするのが得意です。
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